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坂本駅タイトル 大津線の全27駅を毎月ご紹介するコーナーです。観光・まちあるきスポットや、沿線のおいしいお店、ステーション・スタッフおすすめのスポットも紹介します。皆様からの情報もお待ちしています!
第24回: 石山坂本線 中ノ庄駅
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第23回: 石山坂本線 唐橋前駅
第22回: 石山坂本線 皇子山駅
第21回: 石山坂本線 松ノ馬場駅
第20回: 石山坂本線 粟津駅
第19回: 石山坂本線 京阪膳所駅

第18回: 京津線 上栄町駅

第17回: 石山坂本線 京阪石山駅

第16回: 石山坂本線 別所駅
第15回: 石山坂本線 瓦ヶ浜駅
第14回: 石山坂本線 島ノ関駅
第13回: 石山坂本線 錦駅
第12回: 京津線 大谷駅
第11回: 石山坂本線 滋賀里駅
第10回: 石山坂本線 坂本駅
第9回: 石山坂本線 近江神宮前駅
第8回: 京津線 四宮駅
第7回: 石山坂本線 石場駅
第6回: 石山坂本線 穴太駅
第5回: 石山坂本線 京阪石山駅
第4回: 京津線 追分駅
第3回: 石山坂本線 南滋賀駅
第2回: 石山坂本線 石山寺駅
第1回: 京津線 京阪山科駅
所在地 大津市坂本4-12-35
松ノ馬場へ0.6km
石山寺へ14.1km
開業 1927(昭和2)年8月13日
乗降客数 4031人/日(2003年11月調べ)
ケーブル乗換のりかえ 坂本ケーブル(ケーブル坂本駅まで徒歩10分)
バス乗換京阪バス・江若交通バス
バリアフリー
29 日吉大社前から石山駅 スロープ スロープ
37 日吉大社前 男性用個室タイプトイレ女性用個室タイプトイレ 個室タイプトイレ(男女別)
31/32/34 西教寺 手すりつきトイレ 手すりつきトイレ
41 ケーブル坂本駅 点字案内板 点字案内板
31/32/35 比叡山坂本駅・日吉台団地方面 近隣施設
29/41 比叡山坂本駅 歴史的建築物 比叡山延暦寺・日吉大社・西教寺・慈眼堂
庭園 滋賀院門跡・旧竹林院
レストラン 鶴喜蕎麦・日吉蕎麦・芙蓉園
ミュージアム ガーデンミュージアム比叡
ホテル ロテル・ド・比叡

悲しい歴史を秘めて

 坂本駅の開業は1927(昭和2)年8月13日、琵琶湖鉄道汽船の手により、松ノ馬場−坂本間が延伸されました。もっとも、松ノ馬場までは5月15日に開業していましたが…。

 1929(昭和4)年に琵琶湖鉄道汽船が京阪電車に買収されてから、坂本駅はずっと京阪電車の最北端の駅として今日に至っています。琵琶湖鉄道汽船が当初から、複線・高規格の線路で「坂本線」の開業を急いだのは、湖岸側の浜大津と近江今津を結んでいた江若鉄道への対抗意識があったのでしょう。その結果、琵琶湖鉄道汽船は投下資本の回収に苦しむことになり、江若鉄道改め江若交通も、今は京阪グループの一員となり、大津を盛り上げています。

 戦時中の1945(昭和20)年3月31日、鉄鋼を供出するために穴太−坂本間が単線化されたことは穴太駅の項で述べましたが、再複線化の完成は、1997(平成9)年を待たなくてはなりませんでした。さらに、坂本ケーブルは、比叡山上の基地に特攻機「桜花」を運搬するために利用されるなど、戦争の悲劇を無言の裡に語っています。

半自動ドアの600形
冬は冷え込む坂本。車内の温度を保つために、冬は扉を半自動にして折り返します。これも京阪電車のきめ細かいサービスであるとともに、環境への負荷を減らす小さな努力でもあります。

アートな終着駅

坂本駅屋根
ファサードとともに、比叡山の山並みを模した坂本駅の屋根。
 坂本駅の魅力はなんと云っても駅舎。ファサードと上屋根とは、それぞれ比叡山の山並みを表現しています。駅入口の側面は石積みですが、これは城郭のように天然石だけを積み上げた、有名な「穴太衆積み」の様式に則っています。駅前の道は湖から山にかけてゆるやかな坂になっていますが、ここも「穴太衆積み」の石垣が並んでおり、整然とした美しさを見せています。
坂本駅石垣
穴太衆積みの石垣が駅舎にも用いられています。

 駅前広場には「日吉茶園」と云う小さな茶畑がありますが、こここそが日本のお茶の発祥の地と云われています。遣唐使として唐から帰国した最澄がお茶を持ち帰り、坂本に植えたそうです。5月にここで摘まれたお茶は、6月の延暦寺浄土院における長講会、翌年4月の日吉大社山王祭に使われます。また、もみじ祭では表千家による献茶祭もあります。坂本を歩く時には、懐紙を持っていくと何かと便利かもしれませんね。
 なお、京都地下鉄東西線の開業や穴太〜坂本間の複線化工事などの関連で、駅が現在の形に改装されるまでは、この近くまで線路が延びていました。

日吉茶園
最澄が植えた、日本最古の茶園。まさに坂本駅前です。

「軌条形態」 ホームの先端には、なにやら不思議な形態のオブジェが設置されています。成安造形大学の今井祝雄教授の手による「軌条形態」です。
 天満橋−五条間が開業した時のレールを組み合わせた上のオブジェは、右手が比叡山、左手が琵琶湖を指し、未来に向かって回転し続けることをイメージしています。

夜の植え込み よく、大規模にリニューアルした駅を「駅とは思えない」と形容することがあります。それは、駅に大規模な商業施設などを併設していることからくる譬えなのでしょうが、坂本駅はどこをどう切っても駅でしかなく、シンプルなままに一切の機能性を犠牲にすることなく、「駅とは思えない」ような空間づくりがされています。

 このほかにも、今はちょうど箱根・彫刻の森美術館から作品が届いており、きわめて芸術的な駅であるといえましょう。芸術の秋、作品や建築を見るだけでも坂本を訪れる価値は十分にありますよ。

天満橋「ここから ここへ」
上はもうひとつの今井作品。天満橋駅に設置された京阪電車開業90周年のモニュメント「ここから ここへ」。3000系特急車の軸箱や開業宇当時のレールが用いられています。
下は箱根・彫刻の森からやってきた富田眞州「ゆたかなる明日へ」。

日本一長〜い、11分間

ケーブル坂本駅 魅力ある駅舎の旅は坂本ケーブルに続きます。比叡山鉄道=坂本ケーブルのケーブル坂本駅まではちょっと距離がありますが、歩けなくはありません。このケーブル坂本の駅舎も登録有形文化財に指定されており、一見の価値あり。
 さらにここからケーブルに乗り、ケーブル延暦寺駅を目指しましょう。全長2011m、日本一長〜い坂本ケーブルから見下ろすびわ湖はまさに絶景。特に贅沢な夜景を味わえます。ケーブルの車掌さん曰く、「函館や神戸にちょっとだけ遠慮して99万ドルの夜景」とか。ケーブルカーの座席は下向きに取り付けられており、中からも夜景は楽しめます。夜は電気を消してくれることも…。この坂本ケーブルは、湖都・おおつ1dayきっぷで割引が受けられるのも嬉しいですね。

 ケーブルの途中には珍しくも、「ほうらい丘」「もたて山」の二つの乗降場があり、週に数人しか利用者はありませんが、もたて山駅からは歩いて紀貫之のお墓に行ける(現在は台風の影響で通行止め)など、やはり大津と平安文学との関わりの深さを語っています。また、ほうらい丘駅近くには、信長の焼き討ちで亡くなった人を弔う、250体のお地蔵さんが祀られていますが、このお地蔵さんはケーブルの工事で出土したものです。

ケーブル延暦寺駅 11分間の旅を終え、もうひとつの登録有形文化財にして「近畿の駅百選」にも選定されたケーブル延暦寺の駅舎も必見。延暦寺の根本中堂に近いことから、建設当時は「叡山中堂」駅と称していたケーブル延暦寺駅は、大正時代としてはおそろしくモダンな洋風建築。待合室内部は城壁塗りで、天井の出っ張り角や壁面の隅々に、金茶のビード繰り出し状になる陶器で装飾が施されています。
 これは当時、欧米で盛んに使われたバロック建築によく見られる室内装飾で、ビード状の模様は一見数珠を思わせる感じがすることから採り入れられたとのこと。天井からは乳白色硝子のグローブ照明器具がチェーンで吊り下げられ、レトロチックな雰囲気は満点です。また、外観も極端に縦長の窓、上部庇の支えの形、珍しい模様のレリーフなど、ちりばめられた大正ロマンの粋は開業以来80年近くを経ても魅力的なことこの上ありません。

 近年、修繕を兼ねたリニューアルが施されましたが、2階のホールはギャラリーとして用いられることもあり、この夏には大津絵の展示即売会が行われました。バルコニーからの夜景も必見です!

 なお、第253世天台座主・山田恵諦猊下白寿の記念に「縁」「福」の名が付けられたケーブルカーは、あの京津線80形電車以来の近畿車輛製。きっぷにも「縁」「福」の字が入っています。

坂本ケーブル
ケーブル延暦寺駅からの見晴らし
ケーブル延暦寺駅での大津絵展
ケーブル延暦寺駅からの眺めは素晴らしいの一言。映画に出てきそうな駅では、この夏「大津絵展」もありました。

聖地そぞろ歩き

 さまざまなトップクラスの寺社があつまっている坂本は自ずと「聖地」であり、穴太衆積みの石垣を見ながら駅前の緩い坂道を歩くだけでも背筋が伸びるような凛とした空気が漂っています。

 延暦寺は云わずとしれた天台密教の総本山。「一隅を照らそう」でおなじみの天台宗の開祖は伝教大師・最澄(767-822)。唐から帰国して、比叡山で修行、悟りを開きました。東塔、西塔、横川(よかわ)の3つの地域に分かれており、ケーブル延暦寺駅からも歩いていける「根本中堂」では、開山以来の「不滅の炎」が灯っています。夏には一隅を照らすライトアップが行われ、神秘的な雰囲気に思わず息を呑みます。

 1200年の歴史を経て、「癒やし」と「厳かさ」が矛盾無く同居している比叡山。コンサートなどの試みも行われている比叡山延暦寺。あらゆる意味で非日常的な聖地は、修学旅行で訪ねたきりならもったいない。山頂にはガーデンミュージアム比叡や、ロテル・ド・比叡などの施設もあり、ケーブルに乗って比叡山で深呼吸をするのは、大人が日常生活のわずらわしさで磨り減っていた自分らしさを取り戻すために、覿面な処方箋ですね。

根本中堂ライトアップ
根本中堂へのアプローチ
この夏に行われた、根本中堂ライトアップ。1200年の伝統と、最新の光のモードが融合します。
 比叡山延暦寺はもちろんのこと、日吉大社の門前町としても発展した坂本。坂本駅から徒歩5分の日吉大社は、全国3800余の日吉神社、日枝神社の総本宮。国家鎮護・方除けの神様です。神の使いは猿。「神猿」とかいて「まさる」と読むために、「魔が去る」「何より勝る」とされています。国宝にして重要文化財の社殿には3000本の紅葉が植えられ、今が見頃。
 また、天台眞盛宗の総本山の西教寺は、聖徳太子の創建と云われています。1571年、織田信長の焼き討ちで壊滅したものの、その後復興に力を注いだ明智光秀一族の菩提寺となっています。宮殿は伏見城の遺構です。

 穴太衆積みの最高峰と云われるのが滋賀院門跡の石垣。滋賀院門跡は、歴代天台座主の住居で、延暦寺の里坊でも最高の格式を誇っています。京都の法勝寺を移築したものですが、境内の建築に加え、狩野派の障子画や、国の名勝に指定された庭園も必見。庭園なら旧竹林院も見逃せません。こちらも国の名勝です。さらに、名僧・天海僧正の別名に名を借りた慈眼堂など、紅葉の名所には事欠きません。
 なお、日吉大社と滋賀院門跡では、湖都・おおつ1dayきっぷの提示でうれしい拝観料の割引も受けられます。

日吉大社
 坂本にはみどころがたくさん。さまざまの寺社が集えば、ご用達の民芸品やお食事処も歴史を刻んでいます。その代表が蕎麦。「そばは一番、電話は二番、店は角から三軒目」でおなじみの「鶴喜蕎麦」は比叡山延暦寺御用達、競い合う「日吉蕎麦」は日吉大社の御用達。
鶴喜蕎麦
 また、旧竹林院の対面にある「芙蓉園」でも、名勝・池泉回遊式の庭園を見ながらの食事が楽しめます。ここはもともとは里坊(旧白毫院)でした。
 なお、鶴喜蕎麦と芙蓉園では湖都・おおつ1dayきっぷの提示で、お食事代がうれしい10%OFFですので、こちらもご活用ください。
芙蓉園
 もちろん、坂本駅にも町歩きのパンフレットを備え付けているほか、駅前の「坂本観光協会」には比叡山・坂本の最新情報が集まっており、各種のパンフレットが手に入れられたり、スタッフが質問に答えてくれたりします。坂本が初めての方は、まずは坂本観光協会を目指すのがよいのではないでしょうか。
坂本駅のパンフレット
改札口の脇に、町歩きパンフレットをご用意しております。

坂本駅について語る
「素晴らしい景色を誇りに思てます」
運輸課 首席助役
松村茂春

−本当にかっこいい駅舎ですね。いつ見ても惚れ惚れする。

ステージに立つ松村
「この屋根は比叡山の山並みのイメージです。坂本、比叡山のことなら私に聞いてや」
 ホンマ、立派すぎて驚いてますわ。「近畿の駅百選」に選ばれています。これはね、比叡山をイメージしたの。ホームの上屋や、ファサードも山並みのイメージや。
 雨が吹き込んで困るさかい、建築家の意向を損なわない程度に小屋根を追加しました。あとはステージがあるんですけどね、使うのにはご近所の許可をいただかなくてはアカンさかい、なかなか上手く使えへんのですが…。

−なんか上手く使いたいですね。

 ホンマですわ。大学なんかとも連絡を取り合うて、有効活用したいもんです。何かアイディアがあればエエんですがね。

−坂本は、ケーブルと合わせて駅舎を3つ見るだけでも、ずいぶんと素敵な体験ができます。建築が好きな方にもおすすめですね。

 はい、ケーブルの駅舎も素敵でしょう? 登録文化財に指定されているんです。色を塗り替えて、原型を活かしたリニューアルをしました。

−それは、実に正しいリニューアルですね。ところで、坂本にお住まいだそうで、「坂本の人」の特徴というのはあるのでしょうか?

びわ湖を背中にする松村
「ここが駅のステージ。びわ湖が見えるんやで」
 ここに住んでいる人は、東にびわ湖、西が山と云うことで、素晴らしい景色を誇りに思てます。あまり織田信長は好きやないやろね。そもそも明智光秀の地元やし、信長は比叡山焼いてみたり…。

−そんなもんなんでしょうか。先祖代々の方もおいででしょうからね。

 はい。それから、日吉の山王祭には、雄大な「けんか祭り」があります。坂本の住民はその日は仕事そっちのけで…。坂本は祭命の人がいて、長男は花渡り儀式…これは、陣痛の苦しみからぽろっと出て、生まれたお祝いに花を添えるという、いわば神様のお産のストーリーのある儀式なんやねんけど、…そのお稚児さんに出したいという希望を持ってますね。

−古くからお住まいの方が多いのでしょうか。

 うーん。家は増えたけど、京阪電車のお客さまはいまひとつ増えてへん。もっと乗っていただけるように、努力せなあきまへんな。

−こんないいところですから、多くの方に足を運んでいただきたいですね。なかなか終点まで乗ってみよう、と思う方も少ないでしょうが…。

坂本にお迎えするお客さまのために、助役のミーティングで知恵を絞る松村。

 その点、今度の「湖都・おおつ1dayきっぷ」では、坂本のお店にも特典があります。これは、ある意味やって当たり前なんですけど、運輸課のメンバーがよう気張って、地元のお店からご協力をいただきました。お店の宣伝になるし、地元の店と密着してお客さまを増やす、と。

−坂本は一番遠くですから、湖都・おおつ1dayきっぷも使い甲斐があります。特典のあるところでは、お蕎麦屋さんが有名ですね。

 延暦寺御用達の鶴喜蕎麦と、日吉神社御用達の日吉蕎麦は有名ですね。

−蕎麦食べると呑みたくなりますよね。

 昼酒がよう回りますね、ええ気持ちになって…(笑)。昼酒云うたら、ほかには「鯖寿司」。それから、「光栄堂」など、和菓子屋が2軒競い合うてます。猿の最中を売り出して、おみやげにも喜ばれます。
 ところがね。大阪から坂本に来はるときは、お客さまは当然、夕食をこっちで食べようと思わはるんですけど…。湖都・おおつ1dayきっぷで「来てや来てや」云うても、大勢のお客さまが食べるところが無いのがちょっと残念やね。

−え、どうして?

 営業が早よ終わってまう。鶴喜蕎麦で5時頃終わりますから。七福という食堂、三好のうどんやとかありますが、夜遅くはやっていない。24時間営業の普通のファミレスしかない。そうすると、「スミマセンが三条まで行ってください」と…その応対がかなわん。(苦笑)お客さまをがっかりさせとうないし。
 こういう、一般の人が夕食を食べるところがなかなかない。芙蓉園とか、澪つくしとかありますが、一見さんが行くのは怖がらはるのとちゃいまんがな。ナンボ取られるか分からへんと思わはるでしょうからね。

−芙蓉園は、湖都・おおつ1dayきっぷの特典もありますから、ぜひご利用いただきたいですね。

 ほんま、そうですね。お客さませっかく期待して来てくれてはるんやからね。

−いろいろと経験に根付いたアイディアをお持ちのようですね。

 1966(昭和41)年入社です。勤続38年。改札係1年半、車掌1年半、運転士12年。蒲生信号所で列車追突事故があって、運転手をばーっと増やしよった時ですわ。その後、32歳で助役、42歳で首席助役になって、12年間首席助役やってます。その間には、枚方の教習所の講師になり、大いばりで寝ている教習生にチョーク投げたりする鬼教官をしたりしていました(笑)。その教え子が今は運転士になったり、助役になったりしてますわ。今は、少数精鋭で、助役は何でもこなす立場になりつつあります。

−感慨深いものがあるでしょうね、教え子と一緒に仕事をするのは。

 もちろん入社したのも電車が好きで入っている。その電車が好きな連中が楽しそうに仕事していますね。仕事と趣味を兼ねて幸せですけどね。隔世遺伝でね、孫も電車が好きなんです。
 そんなんで、今までの経験もありますさかい、お客さまにいろいろとご案内できますわ。主に浜大津におりますので、できる限りの案内をいたしますさかい、お気軽にお声をかけてください。

(9月16日、坂本駅にて)

 勤続38年、かつては鬼教官として育てた後輩にもジョークを交えながら、ともに今も現場に立つ松村。お客さま、大津線、仲間に注ぐ情熱と愛情は尽きることがありません。湖都・おおつ1dayきっぷを使って、京阪電車最北の駅・歴史のロマンあふれる坂本に降り立ってみませんか? さらに、来る11月21日の「駅長推薦ウォーク」では、坂本の魅力を存分に満喫して頂けます。こちらへのご参加もお待ちしております!

 次回のo2stationsは京津線・大谷駅へ向かいます。どうぞご期待ください。


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