●長田真理子さん(2年・副部長)

−この薄墨はかっこいいですね。

 もともとの作り方で青くなるんです。わざと腐らせているのでドブの臭いがするんです。臭いんですけど毎日書いていると慣れてくるんです。みんなが臭い臭い云う中で、云われるのにも慣れてきます。(笑)…臭い、嗅いでみます?

ーいや、カンベンして。ブルーチーズみたいなもんですね。

 食べたことない。

−そっかー。ワインによく合うよ…知らないか。ところで、どうして「扇」を?

 扇って云っても草書の扇なんです。草書の扇って●が一杯あるやないですか。こういう青い墨で書くときは柔らかいものを書いた方が効果的なんですよ。
 青いものに目覚めまして。

−青って魅力的だよね。それだけで展覧会が成立しちゃう。

 墨を腐らすと、滲むんですよ。この滲ますのが効果のひとつとしてめちゃ重要なんで腐らせたのです。大評判でした。作品は気持ちよかったです。作品が滲む時間と滲まへん時間、滲む日と、滲まない日があるんです。生き物ですね。

−ほんとだね。腐らせると特にそういうのは感じるでしょうね。

 筆のノリとかもあるんですよ。毎日書いてるハズなんですけど、全然書けなくなったりしたときもあったし、めっちゃ墨がにじんでいても書けないときがあるし。筆・人・墨が一致したときにいい作品が書けます。

−書道を始めたきっかけは?

 小学校1年生の時に母に習字教室に連れて行かれて。中学の時にはバスケ部でした。

−元バスケ部、多いなー。高校に入ってから、書道に対するスタンスって、あなたの中で変化はありましたか?

 書道部に入って、大きく変わりました。前は半紙のサイズでちまちま書いていたのが多かったんで…。まずここに来てやったのは、きれいに書くよりも、楽しく書くことです。きれいに書けたときは嬉しかったんですけど、書くこと自体がめっちゃ楽しいとかじゃなかったんです。

−今は?

今は書くことが楽しいですよー。うふふふふ。はじけてますよ。

−大学ではどんなことしたい?

大学では書道は続けるかもしれませんけど、社会福祉学部に行きたいと思います。

−書道歴は長いでしょうが、他に趣味なんかはあるんですか?

 図書委員に入ってるんです。本読むの好きですよ。藤本ひとみさんとか好きです。ライトノベルとか。(笑)
 漫画は少女漫画好きです。柚木香織さんが好きなんです。『花とゆめ』の系列が好きなんです。花とゆめの系列なら、「フルーツバスケット」とか。東京にも行ってみたいですね。

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