![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| ホーム > o2talk > 中井保さん |
currently Japanese only
|
![]() |
素敵なゲストとの硬軟とりまぜた楽しい語らいのひとときでおくつろぎください。
ゲストが「私なりの大津線の楽しみ方」をそっと教えてくれるかもしれません。 |
|
| 第12回: 末富孝也さん | ||
| バックナンバー | ||
| 第11回: 福井美知子さん | 第10回: 中井保さん 第9回: 三宅一朗さん 第8回: 岡田妙さん 第7回:安楽好正さん 第6回: 神田浩さんと膳所高校書道部の皆さん 第5回:上田良平さん 第4回: 木津勝さん 第3回: OGGさん 第2回: 高阪真希さん 第1回: 篠原資明さん |
|
びわ湖・大津観光のメインイベントとしてあまりにも有名な外輪船「ミシガン」。陽気なカントリーミュージックや、大津の姉妹都市・米国ミシガン州ランシングからの留学生のハートウォーミングな出迎えが好評です。このミシガンが2005年の春、かつてない大規模なリニューアル。白い豪華客船「ビアンカ」もメニューを一新。びわ湖クルージングの魅力はますます高まっています。浜大津サマーフェスタやびわ湖花火大会な月の浜大津。2004年の就任後、さまざまな施策で大津を盛り上げる一人、琵琶湖汽船社長の中井保さんにお話を伺いました。7月15日、琵琶湖汽船本社にて |
|||||
| 「びわ湖には文化がある。大きいだけやなくて、世界的にもすごい湖やと思う」 | |||||
|
中井保さん
|
|||||
ブランド価値向上をめざして |
|||||
宣伝とか、ひらかたパークとか事業部系が長かったですね。
運輸研修で1年いた程度やね。電車が好きで入社したわけやなかったし…。
そういう人も当然居るけど、僕の場合は転勤がない云うのが一番大きな動機やね。(笑)
そやね。それから経理に5年。これがひとつの基礎ですね。それから宣伝。僕は子供のころからずっと京阪沿線の住人やけど、地元、枚方とか寝屋川とかでの京阪のイメージってそんなに良くなかった。つまり、あんまりブランド力のある会社やなかった。だから、宣伝事業のときからその後、花博を担当したりひらかたパーク時代を含めてずっと、会社としての付加価値、「ブランド、クオリティを高めたい」云う気持ちでやってきましたね。それを担っているという自負もあったしね。 宣伝の後は少し建設現場を経験して、ひらかたパークに異動。このときは係長で一番若い社員でしたね。次に1990(平成2)年の花博。これは本当にいい経験でしたね。その後また宣伝課長をやり、ひらかたパークに戻り園長でひらパーのリニューアルを担当させてもらいました。それから事業開発にしばらく居てて、レジャー部門の統括をやってましたね。バブル崩壊の時にレジャー事業が厳しくなったので、若狭湾とか与島フィッシャーマンズワーフとか比良のロープウェイとか…レジャー事業の撤退の仕事の方が多かったです。
それは、今の担当者の努力です。もともと、ひらかたパークは菊人形で有名だったし、全国の遊園地でも有数の規模でした。でも、設備面でも営業面でもいろいろと問題がありました。汲み取り式の便所もいくつかあったし…かえって今の時代珍しいからこれで売り出そうかって冗談で云うてたぐらい。(笑)そこでせっかくやるんだったら、日本一の遊園地をつくろう、としてリニューアルしました。そやから、デザインもアメリカ人の設計事務所の人を使ったりとか、ヨーロッパの遊園地を見に行ったりとかしましたね。
会得なんかしてないけどね。花博やろね、違う見方できた云うのは。世界的な博覧会の仕事に参加できたことで、いろんな才能を持った人と会えたし、電車屋の中だけでは経験できへんこといろいろ経験させてもろたと思います。 |
中井保(なかい・たもつ)
1950(昭和25)年生まれ。大学卒業後、1974(昭和49)年に京阪電鉄入社。1990(平成2)年の「国際花と緑の博覧会」の「マジカルクロス」などで京阪側バックヤードを担当。その後、海外のレジャー施設を視察した成果を、園長に就任したひらかたパークのリニューアルとして結実させるなど、主にレジャー畑を歩む。
|
||||
ミシガンのリニューアルとびわ湖の魅力 |
|||||
そのままではお客さまが満足できる状態ではなかったので、必要なとこをやった云うことですね。1982(昭和57)年に就航して、最近はソフトもハードもあまり手を入れていなかった。やっぱり、お客さまには満足していただくにはそれなりのクオリティのあるサービスを提供しなくてはいけない。 ずっと見てると鈍感になるんやね。さっき話したひらかたパークの汲み取り便所にしても、僕が係長になって初めて行った時、小学校の遠足が朝イチであった、そこで汲み取りやってんのよ。子供が「くさいくさい」云うて…こらアカンと思たわ。トイレを作ると高いしそんな予算はないし、そこで知り合いに頼んで「レンタルの水洗便所を何とかできへんか」云うことで…僕のひらかたパークの仕事はくみ取り式便所を最新の便所にしただけの話です、云うたけど。(笑) ここも同じような環境やった。女性が対象ですが、年齢高うなったら和式が辛い云う方がいらっしゃるので、洋式にするなど…。いかにしてお客さまのニーズに答えるために必要なことをミシガンでもやったということですね。
お客さまにしたら寧ろ「リニューアル云うたかて、まだこんなやねん。今まで何しててん」云うことになりますから…。 |
|
||||
|
たとえば、ビアンカも「びわ湖の豪華客船、イタリアンテイスト」云う売りやった。ところが、そういう売りでは、いまはお客さま見向いてもくれないよね。「立派な船でしょう、豪華なイタリアの船ですよ」それがどうしたということになる。それやったら…一回乗ったら終わり。では、「商品は何か」云うことであれば、びわ湖そのものを商品にしよう。船としてのビアンカでなく、びわ湖そのものの持つ魅力を商品にしていかないと。 でも、ミシガンの場合は観光船としての方向でがんばらなきゃアカン。そのためにソフト、サービスを充実させようと。
それをみんなでやっていかんと。そういう意味では仏像の数とは違うと僕は思う…滋賀県が自慢するのは。びわ湖の付加価値、びわ湖ってすごい湖やな、思うよ。
箱根の湖は、どこから見てもそう大して違わないよね? |
|
||||
LOHAS志向に応えて |
|||||
「持続可能な社会を作るために、持続可能な観光をどうするか」云うテーマで話し合うてるんですわ。マーケティングデータによると、「LOHAS」−Lifestyle Of Health And Sustainability、健康と環境を志向したライフスタイルを意識した人が発生してます。そう云う人にどのような商品を提供して観光ができるか、と…。
そう。それは従来のシルバーではなくて、我々よりちょっと上の団塊の世代が対象となった場合。団塊世代の人は勉強が好きやね。ターゲットとして「LOHAS志向を持った人々」云うことやね。そう云う人が観光を考える場合、必ずLOHAS志向を持つ。勉強を絡めた観光になると…。
そやなあ、いまビアンカでは、「びわ湖縦走クルーズ」を就航しています。その船上では、「びわ湖の中でヨシがいかに大変な状況におかれているか」云う近江八幡のヨシネットワークのお話や、葦笛のコンサートをしたり、びわ湖で採れるものを食材にしたお弁当を食べてもらったりして、そして、さっきの沖島のすぐそばの水道を通過する。ゆったりとしたクルーズ。最高ですよ。
何でも宣言せんとアカンやね。びわ湖しか体験できへんことをやってこと思うのが、会社の成績にもつながるとちゃうかな?「豪華船・ビアンカ」やったら、他のサービス施設との競合になるしね。
そうです。当然新快速よりは遅いですけど、こちらはノンストップや。(笑) それに、新快速では沖島を船上から見ることなんてできません。 |
|
||||
うみのこは、滋賀県の子には、ものすごいいい思い出らしいよ。滋賀県の人が集まったら必ずうみのこの話になるんやって。「俺は冬」「俺は夏」とか。 「びわ湖ブランド」の確立が持続可能な社会を作る流れの、LOHAS志向の観光にも、十分一致してる。時代のトレンドに合うた観光が、十分に可能やと思うわね。堅いことばっかりやないで。8月の2日(火)から7日(日)まで、ビアンカで「オールディーズライブ」をやります。スナック、ビール、ソフトドリンクが飲み放題で、1950〜70年代のアメリカのオールディーズで踊れますでぇ。船上パーティや。
そうや。8月31日(水)まで、ミシガンショウボートに浴衣で乗ると半額やで。
|
|
||||
ゲートウェイ浜大津へ、観光特区申請 | |||||
|
ところで、この近辺や県もみんな、びわ湖観光に力を入れる云うことで一生懸命してます。地元浜大津観光協会でもにぎわいを取り戻すための、びわ湖の利用規制でもある河川法の規制緩和を含めた、観光特区を申請しました。湖岸をもっと観光集客できるゾーンにしようという事です。その中には大型観光バスの駐車場を整備して京都観光との連携を強化しようという企画もあります。
昔ありましたけどね。湖都古都・おおつ1dayきっぷの割引もありますし、もっと連携は模索していきたいですね。ぜひ、これからの琵琶湖汽船にも期待してください。 |
|
||||
|
|
©2004-06 京阪電気鉄道株式会社 大津鉄道事業部 / NPO法人 京津文化フォーラム82 / 琵琶湖汽船株式会社 |
|
| ホーム > o2talk > 中井保さん | |